Apple TVで本物のウェブブラウザを使う方法(iPadを活用)
Apple TVにはウェブブラウザが搭載されておらず、ダウンロードできるSafariもありません。実際に使える方法は、iPadやiPhoneでブラウザを動かし、その映像をAirPlayでテレビに映すことです。このガイドでは、そのための2つの方法を手順を追って説明し、どの接続で何が再生できるかもまとめます。
Apple TVにブラウザがない理由
2026年9月時点で確認 · tvOS 27Apple TVのソフトウェアであるtvOSにはSafariが含まれておらず、iPhoneやiPadのブラウザの土台になっているウェブエンジンも、App Storeのアプリには提供されていません。そのため、Apple TV上でブラウザを動かすのではなく、別のデバイスで動かしたブラウザをAirPlayでテレビに映すのが現実的な方法です。Apple TVには何もインストールしません。映像を表示するだけです。
方法1:iPadのSafariをミラーリングする(無料、標準機能)
iPadでコントロールセンターを開き、「画面ミラーリング」をタップしてApple TVを選びます。するとテレビには、Safariも含め、iPadに表示されているものがそのまま映ります。費用はかかりませんが、これはiPadの画面のコピーです。ワイドテレビでは正方形に近い映像の左右に黒帯が出て、サイズもテレビではなくiPadに合わせたものになり、テレビを見ながらiPadをタップして操作することになります。
方法2:テレビに独自の映像を描画するブラウザ
ScreenCommandはApple TVアプリではなく、iPad・iPhoneアプリです。同じAirPlay接続を使って、テレビ本来の解像度でデスクトップ級のブラウザをテレビに表示して画面いっぱいに広げ、その間iPadやiPhoneはトラックパッドとキーボードになります。テレビにはフルのデスクトップ版ウェブページが表示され、ソファからカーソルを動かせます。
- 黒帯なしのフルデスクトップページ:サイトはテレビの解像度で、デスクトップ版のレイアウトのまま読み込まれます。
- iPadやiPhoneがトラックパッドとキーボードに:指を滑らせてカーソルを動かし、タップでクリック、文字入力も手元のデバイスで行えます。
- YouTubeの操作:再生、一時停止、シーク、画質の選択をiPadやiPhoneから行え、スキップ可能な広告はワンタップでスキップ。全画面再生中はシネマモード(Cinema Mode)でデバイスの画面を暗くできます。
- 消えないタブ:最大4つのウインドウ(各12タブ)が、ログイン状態ごと次回もそのまま残ります。
手順:Apple TVでフル機能のブラウザを使う
iPadOS 17以降のUSB-C搭載iPad、またはiOS 17以降のiPhone(どのモデルでも可)とApple TVが必要で、いずれも同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。
- App StoreからiPadやiPhoneにScreenCommandをインストールして開きます。
- iPadやiPhoneとApple TVが同じWi-Fiネットワークに接続されていることを確認します。
- コントロールセンターを開き(画面右上から下にスワイプ)、「画面ミラーリング」をタップして、お使いのApple TVを選びます。
- テレビにコードが表示されたら、iPadやiPhoneに入力します。
- テレビにブラウザが表示されます。iPadやiPhoneの上で指を滑らせてカーソルを動かし、タップでクリック、テキストフィールドをタップすれば文字を入力できます。
AirPlayはケーブル接続に比べて、カーソルにわずかな遅れが出ます。ブラウジングや動画なら問題なく使えますが、テレビに空いているHDMIポートがあり、カーソルの反応を最も軽快にしたい場合は、USB-C to HDMI変換アダプタによる有線接続という選択肢があります。
テレビでできること
- 使えるもの:YouTube、Vimeo、Twitch、ウェブアプリをはじめ、デスクトップブラウザで開くようなほとんどのウェブサイト。
- ストリーミングサービス:Netflix、Prime Video、Apple TV+、Paramount+、Peacockは、iPadやiPhoneをUSB-Cケーブルでテレビにつなげば、ScreenCommandで再生できます。そのサービス自身のApple TV用アプリを使う方法もあります。
- 表示は一度に1ウインドウ:ScreenCommandがテレビに表示するブラウザウインドウは一度に1つで、並べて表示することはできません。
どの接続で何が再生できるかは、Netflixが黒い画面になる理由の解説をご覧ください。
よくある質問
Apple TVで使えるウェブブラウザはありますか?
Apple TVにはブラウザが内蔵されておらず、tvOSはSafariが使っているウェブエンジンをApp Storeのアプリに提供していません。テレビでウェブを見る現実的な方法は、iPadやiPhoneでブラウザを動かし、AirPlayでApple TVに映すことです。ScreenCommandは全画面のデスクトップブラウザでこれを実現し、iPadやiPhoneはトラックパッドになります。
Apple TVでSafariは使えますか?
いいえ、Apple TVではSafariを使えません。iPadのSafariを「画面ミラーリング」で映すことはできますが、その場合テレビには、左右に黒帯の入ったiPadの画面のコピーが表示されます。
Apple TVに何かをインストールする必要はありますか?
いいえ。ScreenCommandはiPadやiPhoneで動作し、その映像をAirPlayがApple TVに送ります。Apple TVは映像を表示するだけです。どちらも同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。
Apple TVのブラウザでNetflixは見られますか?
Netflixを見るには、ケーブルをお使いください。iPadやiPhoneをUSB-Cケーブルでテレビにつなげば、Netflix、Prime Video、Apple TV+、Paramount+、PeacockをScreenCommandで再生できます。または、各サービスのApple TV用アプリをお使いください。
AirPlayでも、カーソル操作に十分な速さがありますか?
はい、ブラウジングや動画には十分です。ただし、ケーブル接続よりカーソルの遅れはやや大きくなります。テレビに空いているHDMIポートがあれば、USB-C to HDMI変換アダプタを使うと遅延を最小にできます。
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